Bikeyoke Grippy 入荷しています
使ってみて
真円にみえて、微妙にオフセットしています。
掌にあたる部分は分厚く、指先に当たる部分は薄く。
それにより薄いグリップと分厚いグリップの良い点を両立しているとBikeyokeは考えているようです。
薄いとダイレクトなハンドリング感が出るし、厚いと地面からのストレスを緩和できる。
確かに、嘘では無いです。使ってみて、なるほどと首肯する部分はありました。
それ以外にも以下の写真のようなギミックがあります。
こうすることで小指側にかかる衝撃を減衰させることが可能なようです。
ハンドルにつけてしまえば折角の凹みはほぼ分かりませんし、ストレスに対する減衰を感じませんが、メーカーがある!と言っているのであるのでしょう。
信じたほうが幸せです。
グリップとエンド部が一体化しているという点はかなり評価ができます。
というのも、エンド部が別体になっているグリップだと気が付いたら無くなっていることが多いのでこの手の形状は有難いですね。
その結果シングルロックオンになっていますが、ラバーがしっかりしているのか、捻れる感じは今のところ皆無です。
グリップのパフォーマンスは、「グリップのし易さ」に全振りしたSQlab70には及びませんが、Bikeyokeの主張している薄い、分厚いブリップの良い所取りというのはちゃんと感じることが出来ます。
また、ラバーがハニカム形状のため耐久性にも優れていそうです。そうメーカーも主張もしていますしね。
ODIのRUFFIANシリーズやELITEシリーズのようなコンパウンドの柔らかさは最高のグリップと減衰をもたらしますが、耐久性とはトレードオフの関係にあります。
そうすると、Bikeyokeは耐久性とグリップ力、減衰性をもたらす絶妙な落とし所を見つけたのかもしれません。
カラーバリエーション
これに加えてブラックもあります。
PNWのグリップは落ち着いたカラー展開のため、ビビッドなカラーが欲しい方はこちらを。
落ち着いたカラーの車体にはビビッドなパープルやオレンジ、ブラックやポリッシュの車体にはピンクが似合いそうです。
正直なところビビッドなカラー展開があるグリップは期待外れな場合がありますが、上述したようにBikeyokeはGrippyでグリップとしての在り方の丁度良い落とし所を見つけたようです。
見た目とパフォーマンスと耐久性を、不快にならない程度の価格(4,100円)で配置したグリップは在りそうで無いので、そのあたりが上手いな、と感心させられます。
店頭・WEBで販売中