シマノにFH-TC500というハブがあります。
シリーズでいうとCUESというものですね。
そして奇しくも、完組みホイールで使用しているハブです。
あまり話題になっていませんが、このハブ結構優れています。
というのも、カップ&コーンでは無くシールドベアリングで、
フリーボディに2つ、ハブ本体の左右に2つ。計4個のベアリングが入っています。
おそらく、国内で手に入るリアハブで4個のベアリングが入っているものはこのFH-TC500が一番安いのではないでしょうか。
税込み価格6,247円
そして、フリーボディーを外したらこの状態
爪が丸見えです。
リアハブで一番壊れやすい部分はここ。
従来のシマノのフリー部は、爪の部分がブラックボックスになっていて直接介入することが難しいのですが、TC500はこの通り丸見え。
ここまで丸見えだと、アクセスが容易です。
そのためメンテナンスとトラブルシューティングが行いやすい構造になっています。
カップ&コーンは好きですし優れていると思いますが、それはあくまでも精度が良いということが前提。
安価グレードだとシールドベアリングの方が耐久性に優れている、ということが多々あるのも現実としてあります。
そのため、この価格でシールドベアリングが4つ入っているというハブはかなり優れているといえると思います。
そのハブが付いたホイールはこちら↓