Burgtec MK4
ナイロンとグラスファイバーからなるコンポジットペダルです。
所謂「コンポジットペダル」の
長所は安さ。
短所は耐久性の低さだと思います。
値段
アルミ製Burgtec MK5 PENTHOUSEペダルは22,880円(税込み)。
今回紹介しているコンポジットペダルは8,580円(税込み)です。
およそ2.5倍の値段です。
耐久性
Burgtec PENTHOUSEペダルというと壊れないペダルが有名ですよね。
コンポジットがPENTHOUSEよりも2.5倍貧弱/早く壊れるというのはあまり想像つきませんし、無粋な考えかもしれませんが、貧弱で早く壊れてしまうのは簡単に想像できます。
確かにコンポジットペダルは木の根や岩にヒットするなどして、プラットフォームがよく折れます。
私も過去に何件も目撃しました。今までヒットして破損した方は、新品購入して2年以内に破損しています。
Burgtec Composite ペダルはどうでしょう。ご購入いただいたお客さんは壊れずに1.5年ほど使い続けていましたが、壊れる前に金属製のものに交換されました。また、海外のレビューを一通り見ましたが、破損したというレポートは今のところ見当たりません。ただ見当たらない、という消極的なデータです。
そのため、残念ながら長期使用における堅牢さについてを実証するデータも、反証するデータも持ち合わせておりません。
だだ、確実にいえるのは「一生もの」ではない、ということです。
パフォーマンス
PENTHOUSE Mk4とプラットフォームやピンは同じで、素材だけ違うんじゃないの?と安直に考えていましたが、どうやらそう甘くはないようです。
Competitively-priced flats with great feel, but there’s a trade-off between cost-saving and all-out traction
優れたフィーリングを持ち競争力のある価格のフラットペダル。しかし、コスト削減と全面的なトラクションの間にはトレードオフがあるようです。
このレビューサイトだけではなく、他のレビューサイトにも似たようなニュアンスのことが書かれてあるので、PENTOHOUSEとコンポジットペダルではペダルのグリップ力は差があるのでしょう。
つまり、壊れやすさ以外にも短所はあったということですね。
しかし、そもそも比較対象がフラットペダルの最高峰ともいえるPENTHOUSE。
それよりも劣るとはいえ、基本性能はかなり高いようで、
UKのサイトでは、最高評価を得ています。
これは基本性能の絶対値が高い、というよりはコストで割ったスコアが高かったというようなニュアンスのようですが。
誰向け?
ともあれ、完成車についていたフラットペダルはもう卒業!
次はどんなペダルにしたら良いか分からん!助けて!教えて!
さらに、安っぽくなくて、見た目も良く、そこそこ以上に丈夫なやつが欲しい!
って方がいれば、このペダルにしておけば間違いはないのではないでしょうか。
個人的には、もう少し安いNukeproof Newtron Evo のグリップ感はかなり好きですが、アクスルシャフトの華奢さと、プラットフォームがヒットで割れてしまった光景を数例見ているため、堅牢性では幾分ポジティブなBurgtec Composite の方が1万円以下のペダルという括りなら上だと考えます。
※Amazonに出ている3,000円ほどのコンポジットペダルは、モノによってはCrankbrothersのSTAMP1よりは遥かに使いやすいし、グリップ力も高いですが、ベアリングが壊れやすい、ピンが破損・欠損しやすい、というデメリットは必ず考慮しておく必要があります。
価格
税込み8,580円→税込み8,151円(5%OFF)
店頭・webshop で販売中