明雅屋の感想

京大最寄の自転車屋です。一般車・MTB・油圧系修理が得意です。

SQlab 70X グリップ

SQlab  70X 

グリップです。

テクニカルかつ、医学的なやつです。

ノリはERGONグリップと似たような感じです。

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70X 4,300円(税込み)

ただアプローチが少し異なります。

ERGONは丸いグリップに厚いところと薄いところを設けることで、グリップ力を向上させているのに対して、SQlabはそもそも丸くはありません。少し角ばっています。

SQlabの考えは以下の写真が参考になります。

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丸い形だと滑りやすい

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角があるとグリップ力が上がる

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写真では分かりづらいけど、若干角度がついている。

フィット感

私は今までレースで使うグリップは、ERGON GA2が最も使いやすく、疲労も少ないと考えていましたが、SQlabを使用して1ヶ月。ある程度角があるグリップの方が、私には合っていると思いはじめてきました。

それは角度からついている方が手のひらにしっくりくるからです。指でOKサインを作って頂くとわかりやすいですが、指関節があるために手を丸めると8角形のような形になります。グリップの角度がそこにしっくりとフィットします。

サイズは国内展開ではSとM。

下記URL からサイズ評をA4紙にプリントアウトしてご確認下さい。

手袋はMサイズの私はこの表だとSとMの中間。細いグリップが好みのため、Sサイズを選択しましたが正解だったと確信しています。

https://www.sq-lab.com/out/pictures/ddmedia/sqlab_griffweitenschablone_2019_DD.pdf

耐久性

1ヶ月、ほぼ毎日使用し、週5でトレイルを走っていますが今のところへたる気配はありません。odi グリップだとそうはいかないのではないでしょうか。

海外サイトでも、耐久性の高さと快適性は高い評価を得ています。

enduro-mtb.com


欠点

グリップを選ぶポイントとして、色で遊ぶということがあると思います。

ただ、このグリップは黒のみ。

PNWのグリップのような綺麗な色合いは期待できません。また、グリップのフィギュアのせいで、けっこうガチ感がでます。そのため、ポップに仕上げたい場合は雰囲気をぶち壊してしまいます。

結論

あくまでも、パフォーマンスのみを追求する場合のオプション。

ただ、ここ5年以上レース用のグリップはERGON しか考えられなかった私ですが、SQlabがそれを上回ったのは事実。

グリップに見た目は求めない。握りやすさと快適さのみをおくれ!という方には是非手に取っていただきたい商品です。

4,300円(税込)

 

meigaya.stores.jp