SQlab 70X
グリップです。
テクニカルかつ、医学的なやつです。
ノリはERGONグリップと似たような感じです。
ただアプローチが少し異なります。
ERGONは丸いグリップに厚いところと薄いところを設けることで、グリップ力を向上させているのに対して、SQlabはそもそも丸くはありません。少し角ばっています。
SQlabの考えは以下の写真が参考になります。
フィット感
私は今までレースで使うグリップは、ERGON GA2が最も使いやすく、疲労も少ないと考えていましたが、SQlabを使用して1ヶ月。ある程度角があるグリップの方が、私には合っていると思いはじめてきました。
それは角度からついている方が手のひらにしっくりくるからです。指でOKサインを作って頂くとわかりやすいですが、指関節があるために手を丸めると8角形のような形になります。グリップの角度がそこにしっくりとフィットします。
サイズは国内展開ではSとM。
下記URL からサイズ評をA4紙にプリントアウトしてご確認下さい。
手袋はMサイズの私はこの表だとSとMの中間。細いグリップが好みのため、Sサイズを選択しましたが正解だったと確信しています。
https://www.sq-lab.com/out/pictures/ddmedia/sqlab_griffweitenschablone_2019_DD.pdf
耐久性
1ヶ月、ほぼ毎日使用し、週5でトレイルを走っていますが今のところへたる気配はありません。odi グリップだとそうはいかないのではないでしょうか。
海外サイトでも、耐久性の高さと快適性は高い評価を得ています。
欠点
グリップを選ぶポイントとして、色で遊ぶということがあると思います。
ただ、このグリップは黒のみ。
PNWのグリップのような綺麗な色合いは期待できません。また、グリップのフィギュアのせいで、けっこうガチ感がでます。そのため、ポップに仕上げたい場合は雰囲気をぶち壊してしまいます。
結論
あくまでも、パフォーマンスのみを追求する場合のオプション。
ただ、ここ5年以上レース用のグリップはERGON しか考えられなかった私ですが、SQlabがそれを上回ったのは事実。
グリップに見た目は求めない。握りやすさと快適さのみをおくれ!という方には是非手に取っていただきたい商品です。
4,300円(税込)