KENDAのタイヤと聞いて少しなめてた部分があったことは否めません。
というのも、KENDA KWESTというクロスバイクなどによく付いているタイヤが、煮ても焼いても食えないと言うことがここ10年ほど刷り込まれていたので、KENDAに対するイメージそのものが湾曲されていたのだと思います。
タイヤメーカーはMAXXISやシュワルベだけではないので、ここはKENDAも使ってみようということで前回のKENDA BOOSTERに引き続き、今回は後輪にKARMA Proを使用してみました。
※現在フロントに使用しているBOOSTERの記事はこちら↓
KENDA KARMA Pro SCT
走ったのはこんな路面
前日に通り雨が降った影響で、乾きにくい環境もあってか濡れた苔で結構滑りやすい路面に。
KARMAにあまり期待してなかったけど、これが結構グリップしてまして、
こんな感じで軽く濡れた木の根でも、後輪のトラクションは抜けません。
下りやコーナーでのグリップの限界を案外予測しやすいので、乗っていて安心感はありました。
価格は7,480円(税込み)
昨今タイヤの値段がばかすか上がっているので、コスパとしてはいい部類。
タイヤ幅が2.20が最大というラインナップの脆弱さは最大の弱点。
とまあ、今回はこのくらいで終了。
というのも、本国ではKARMA2 Proというまったく違うトレッドパターンをもったものが登場しており、今更本国でカタログ落ちしているタイヤの感想を書くのは全くモチベーションが上がらないというのが理由です。
ちなみにKARMA2は2.4と2.6の幅も用意されています。
karma2はダウンカントリー用のタイヤとしての強力な選択肢として存在感を示しているようです。
また、
Kenda’s tyre is totally predictable and rolls really well without any excess bobbling through the negative spaces in the tread too,
KENDAタイヤの予測しやすさは共通認識のようですね。
前回と今回で、KENDAのMTBタイヤは十分に使えると言うことがわかりました。
日本の代理店がニューモデルを販売してくれることに期待です。