Goodyear Escape
まぁまぁ色々な場所で、まぁまぁ色々なバイクに付けて利用していました。
ニュージーランド、富士見パノラマ、京都のトレイル、ハードテイルXC、フルサスDC、ハードテイルトレイルバイク。
Goodyear Escape が想定しているだろうバイクに装着して、想定しているだろう使い方や、想定外の使い方を前後輪共に使用しました。
結論
・フロントでは使えない。
・リアでは、場所によってはあり。ただしウィンドウは狭い。
フロントではハードパックな路面以外では予測不能な動きに悩まされます。
コーナーでは硬い路面以外だと急にグリップが抜けるので信頼出来ません。所謂アンダーステア傾向というのでしょうか。
引き締まった硬い路面だと予測可能な動きになるので、ギリ許せますが、KENDA KARMA 2の方が遥かに優れています。さらに、よりXC寄りのVittoria Barzoの方がコーナーでのグリップはマシです。
結論、フロントでは使い所が無い。
リアはブレーキングエッジが効果的に効くので、ブレーキのかかりが良く、トレイル用の軽量タイヤとしてなら十分な役割は果たします。しかし、結構減りも早いので微妙なところです。
リアタイヤとして利用する際、ブレーキのかかりはKARMA 2の方が若干劣りますが、KARMA 2やVittoria Aggaroの方がコーナーリングの予測のしやすさ、トラクションのかかりやすさは上です。
そのため、急勾配の下りをブレーキコントロールしながら降りてくるというようなトレイルでの使用は向いていると思いますが、管理されたトレイルや、専用コースでの使用のようなスピード域の高い乗り方にはフィットしにくいです。
極端に好みの分かれるタイヤですが、急斜度の下りでのブレーキング能力は結構高いので、リアだけなら京都のようなトレイルには合うかもしれませんが、トータルとしてみるとかなりウィンドウの狭いタイヤだと思います。
Goodyear 取扱店
そして弊店、数少ないGoodyear オフロードタイヤ正規取扱店です。