VittoriaのMAZZA がタイヤでは今年1番スマッシュヒットだったのでMARTELLOを使ってみることにした。
今回使ったのは、前後共にMARTELLO ENDURO 27.5×2.8。
そしてリアにはお馴染みtubolight という装備。
VittoriaのMTBタイヤには軽量でサイドウォールが薄めのTrailケーシングと、サイドウォールが頑強でE-MTBにも耐えうるケーシングのENDUROケーシングがある。
今回使用したEnduro ケーシングはこんな感じ
見るからに分厚いそして強そう。
なので重い。2.8で1300g。
なかなか重い。
2プライケーシングと呼ばれるサイドの補強により、少々空気圧を落としたところでリム打ちする気配は無し。
インサートを入れる前に、チューブを入れてトレイルを走ってみたけどリア0.48barでもリム打ちする気配はない。もはやインサートいらんやろというレベル。
そんな頑強なタイヤにtubolightを入れたので、もはやリム打ちの心配は皆無で空気圧を下げられる。
ただ、インサートを入れた場合でも0.48barに設定して乗ることにした。というのも、それ以上下げても走り易くならないばかりか、むしろ快適さは低下するためである。
トレッドパターンから、MAZZAよりもハードパック向け。つまり、京都の冬には向かないパターン。
というか、氷点下付近の京都のトレイルでは、そもそもラバーの柔軟性がなくなるためその違いは分からない。MAZZA or MARTELLOの長短は、冬だとハッキリ言って分からん。
では、なぜMARTELLOを選んだのかというと、27.5×2.8のサイズがコレしかなかったから、という理由。
とんでもなく寒い日のトレイルと、雪解けでウェットな土質という乗り難さマシマシのコンディションでしか使っていないし、このカメレオンには2.5流のフォークが付いているためにMAZZAとは純粋に比較できないけど、と前置きした上で、
トレイルで乗りやすいのは、MAZZA かな。
そして改めてvittoria graphene2は素晴らしいの一言。
この構造がある故に、vittoriaなら何選んでも問題ないんじゃないのか?と身も蓋もない結論に。
このタイヤ+インサートで数日使用した感想として、ENDUROケーシングだと空気圧0.5barがベストセッティングだと思う。しかし、舗装路に出た瞬間パンクしたかのように重く感じるので、次の山に入るまでの間は手持ちの携帯ポンプで1.0barまで加圧することをお勧めする。
言い方を換えると、1.0barでも十分なほどサイドウォールがヨレないということ。
もうちと柔らかく軽量なTRAILケーシングのほうが普段のトレイルライドには向いている。
※ちなみにgraphene2を採用したvittoria のMTB タイヤは海外でも軒並み高評価。重いということと、マッドコンディションに弱いのが弱点。その点については、私も概ね同意見。
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