明雅屋の感想

京大最寄の自転車屋です。一般車・MTB・油圧系修理が得意です。

TUBOLIGHT インサート ビード落とし編

インサートの懸念事項で一番上にくるのはやはり、インサートの脱着。

今回は、Chamaleonのリアタイヤ用にTUBOLIGHTを購入したので、ついでに脱着をやってみた。

 

使用する構成は

タイヤ:VITTORIA MARTELLO ENDUROケーシング 27.5×2.8

リム:AMBROSIO KONO

インサート:TUBOLIGHT EVO HD

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27.5+のインサートは結構でかい

タイヤの脱着

インサートを装着するのはかなり容易い。

完成車についている耐パンクママチャリタイヤのほうがむずい。プラレバー1本で装着可能。

 

問題は取る時

ただでさえ27.5+タイヤはビードを落としにくいのに、VITTORIAのENDUROケーシングは半端なく硬い。また、インサートががっちりビードを圧着している。

しかも冬ときた。100パー手じゃ無理。

 

馬鹿やろう!

手が無理ならマシンを使え

40手前だぞ!

ということで、最近買ったビード落しを使ってみると

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こうセットして

レバーを下げるだけ。

ドゴーーン!!

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やべぇ、一瞬で落ちた。

たぶん小学生の力でも可能だ。

ビードが落ちてしまえばこっちのもの

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何の苦もなくレバーが入り、タイヤは外れた。

 

TUBOLIGHTは27.5+用のインサートでも重量は90g。

ビード落しは装置が必要だけど、それを使ってしまえばあとは全てにおいて簡単。

 

問題は山でパンクした際、帰るしかないということ。

空気圧0の状態でも乗れるから家までは乗って帰れるけど、トレイルライドを楽しむという観点で言えばジ・エンド。さすがに出先でビードは落とせないからチューブ交換できないので。

私のように毎日トレイル走ってるならいいけど、週末楽しみにしてる方なら死活問題。

そこをどう割り切れるか、そこが最大の問題です。