サンツアーのエア側はあまり期待できない。
一度バラしたことのある方だと、理解できるかと思います。
最新のハイグレードのフォークは、エア側の構造が刷新されている様なので恐らく違うと思いますが、2、3年前の8〜10万円以下のサスのエア側は脆弱でした。
それは全ての領域で動きがあまり期待できるものではありませんし、使用によるパフォーマンスの低下スピードも他メーカーよりも急です。
少なくとも、他メーカーの同価格帯のフォークとは比べるのも申し訳ない位に差は出ていました。
そのため、ミドルグレードのコイルスプリングのこのフォークは期待大。
なんてったって、複雑なエアピストンではなく単なるコイルですから。
SR SUNTOUR ZERON COIL 29
出荷時は130mmストロークですが、部品の追加購入で140mmにも150mmにも変化可能です。(4,000円ほど)
ダンパー調整は、ロースピードリバウンドとロックアウトのみですが、それで充分。誰もこのグレードのフォークにそれ以上求めてません。
プリロードでサグの調整を。
日本の代理店の方の話だと、スプリングは1種類のみのようですが、本国のサイトを見るとソフトとファームが用意されているようです。
解決しましたので、ご購入の方は体重を教えてください。それに合わせたセッティングで出荷いたします。
エアサスが改良されてきたとはいえ、動き出しや、小さい衝撃を拾うのはエアよりコイルの方が優位だと思います。そのため、コイルサスのお試しとしてこのフォークを選ぶのは合理的な選択肢のひとつとなると思います。コイル独特の地面に吸い付くような動きが体験できますよ。
重さは2,480gと激重ですし、エアサスと違って設定の幅は狭いし、汎用性も低いし、調整も面倒でボトムアウトし易いというコイルの弱点は諸々ありますが、全ては次の一言で消え去ります。
税込み59,400円
ダンパー制御でアルミスタンチオンのインナー径35mmで、この値段は今日日あり得ない。
ね、合理的な選択肢でしょ?
正直なところ、ここ数年で1番興味深いフォークはこのZERON COIL です。
日本にあまり仕入れていかなったようで、即完売。
次回入荷から値段は爆上がりしていました、税込み77,000円。
欲しい方はこのタイミングしかありません。
店頭・webshop で販売しています。↓