さて、前回の予告通り27.5×2.8のタイヤをつけて走ってみました。
2.8幅のタイヤで走ってみて
いや、これが結構走れるんよね。
無理と思ったラインでも案外行ける。トラクションがかかる2.8幅のタイヤがあれば、1年間使い続けてオーバーホールをしていないXCR AIRを付けている感覚は得られる。間違えちゃいけません重要なのはXCRとはいえエアサス並みってことなんです。
しかも、クロモリフレームの見た目とプラスタイヤの親和性が高いときた。
また、走った後に来る充足感がハンパない。
参ったね、こりゃ。一本取られましたな。
もう、近所走る時はワイはコレでええわ。
なぜリジッドフォークか
色々考えてみましたが、答えはこれ。
短時間でやった感が得られる。
普段走っているトレイルが一気に険しい道になることで、直ぐにヒリヒリ感が得られます。
私は2時間から3時間走ったら、やった感が得られますが、リジッドフォークで走ると1時間以内で充足感に満たされます。
たまにダンベル持ちながらランニングしているオジイを見るじゃないですか、同じことです。間違ってもオジイに、そんなことをしたらランニングフォームと、手と足のコーディネーションが崩れるし、インナーにエキセントリック収縮がかかって危険だからやめなさい!と注意してはいけません。無粋です。
オジイは自らを縛り重荷を課して短時間で充足感を得ようとしてるんです。
フルリジッドに乗っている私も、フルサス乗ってる方からみたら、なんで?と不思議がられそうですが、それはそれ。当たり前。間違っても、危険だ!無謀なことはやめたまえ!と注意をしてはいけません。
しかし私だってね、ゲレンデで走ろうとは思ってませんよ。ゲレンデはフルサスがいいに決まってます。ただ、普段のトレイルはスピードも出せないから、慣れてしまって砂を噛むような時間になりがちな時間もフルリジッドなら短時間でやった感が出る、ということなんですよ。オジイもマラソン大会にダンベル持って走らないでしょ?同じことです。
ね、少しは理解して頂きました?
分からん?まぁ、それはそれ、これはこれ。
サスペンションフォークとも相性良しだし、リジッドフォークでも楽しめるDAVOS M605はファーストバイクでも、フルサス待った方のセカンドバイクでも楽しめるバイクということが伝わればいいのです。
見た目もカッコいいと思いませんか?
街中でもスピード出るし安定感あるので、山を走る目的ではなくコミューターバイクとして考えるのもありです。
完成車価格
さて、まもなく販売可能な完成車として組み上げます。
フルリジッド完成車は税込み24万円。
サスペンションのオプション別での価格や、細かいスペック、全体写真を次回のシリーズでお知らせします。