天才的発想の製品というものはいくつかあるものですが、私が思いつく製品は2つ。
鉛筆の頭に消しゴムが付いたアレと、スリッパの底にモップが付いたソレの2点。
ともに小学生の頃に出会った製品ですが、この度30年ぶりに新しい製品を追加するときが来たかもしれません。
今回はそのんな話の商品の紹介です。
ION HAZE
防風・防寒・防水が効いたグローブというのは、ハンドルの操作性が悪かったり、熱かったり、蒸れたりすることが多々あります。全てを両立するには天才的な発想が必要。
そこでこれ。
ミトンや、カバーが付いているグローブは多々ありますが、このグローブの天才的な点はミトン型のカバーがグローブに縫い付けてあり、使用しない時は付け根に収納できるということ。
あー考えてみればそうだね~、いままでなかったよね~、などとひくほどヌルい事を言ってしまいそうですが、実際に発想して製品化してしまったことが天才的な所業。普通の頭だと考えもつかないレベル。その域の商品。
よく考えれば思いつきそうな発想だけど、実際には絶対に発想できないレベルの商品というものは畏れのような感情すら沸いてくる。
30年ぶりに天才的発明を見た。
肌寒い日に使ってみて
早朝2℃の日、舗装路を上り、トレイルを走ってきました。
舗装路の2℃はけっこう寒い、が、ミトン型カバー装着で走れば問題なく耐えられる。
例年2℃以下ともなれば、他メーカーの氷点下対応のグローブ+インナーグローブで対応し、トレイルに入ったらトレイル用のグローブを装着する。というように3種類のグローブを使い分けて対応していた。
ただ、ION HAZEはミトンを付けてない状態でのグローブのパフォーマンスがそもそも高いので、この温度であればインナーグローブも必要ない。
ミトン型カバーがあるため、グローブの生地は防寒用としては結構薄い。そのためグリップを握った感触は良好。ブレーキの微妙なタッチも問題ない。
この温度計の場所は、昨年度京都が大寒波に襲われた同じ時刻は-7度を記録している。
そのため2℃くらいで耐えたからといって、結論を出すのは早計であろう。
しかし、このグローブ単体でも、氷点下でも耐えうるビジョンは見えた。
※今まで何種類も氷点下対応のグローブを使用してきたが、インナーを使用しないと2℃は耐えられなかった。氷点下など耐えれるはずもない。
SHIMANOのGORE-TEXウインターグローブ(-10℃~-5℃対応)を使ったことがあるが、0℃ですら耐えられないし操作性も最悪だった。
値段
値段は税込み11,000円。旧モデルのため、8,250円で販売します。
冬用防寒グローブとしてはまあまあの値段。
しかし、上述したように真冬だと3つのグローブを駆使して耐え忍んでいたことを考えると、このグローブは1つでまかなえる。まさにオールインワン。
それを考えるとかなり安いと思うが、実際1万オーバーという見た目のインパクトはデカイ。
評価
今のところ、この天才的発想のグローブで京都の寒い冬は越えられそうなイメージはあるため、現時点での評価は以下の通り
防寒・防風性能 ★★★★☆ 2℃なら問題なし。まだ試してないけど多分氷点下でも可
グローブとしての機能 ★★★★★ グローブとしてだけでも十分評価できる
見た目 ★★☆☆☆(2018年) 私が付けているモデル。デザインだけだとスルーする
★★★★☆(2021年) NFみたいでカッコいいデザインに改善
値段の安さ ★★★☆☆ 個人的にはコスパ良いと思うけど、1万円超えると印象がね、、、
WEBSHOPで販売しようと思い、複数在庫として入荷したけど対面で実演すると全て売れてしまったので、やはり自信を持って売れる商品だと認識。
フリー在庫として仕入れたらWEBSHOPにアップします。