珍しくタイヤの正面に穴が開いてしまった。
シーラントのお陰かしらないが、穴が開いてしまったトレイルから店までの3kmほどの道のりはスローパンク状態で走れた。10分ほどで1.4BAR→0.3BARになるレベルのスローパンクという具合である。
そして、店に着いて空気を入れたらこのようにシーラントが噴出し、全て出てしまった。
使用したシーラントはJOES NO FLAT のエコシーラント。
上の写真は、後述するDART TOOLの矢じりで穴が広がったため3mmほどの穴となっているが、パンクした当初の穴は2mm以下の大きさ。
JOES NO FLAT の動画ではこのくらいの穴は防いでいるようにみえるが、私の場合は防がず。
10年弱のチューブレス暦のお陰で、シーラントで穴がふさがないということに対して何の怒りもこみ上げてこない。むしろ、スローパンクで店まで帰れたということに感謝をしてしまう。
恐らく大手自転車量販店のオプションで一般車に使用している緑色のアレ、であればスローパンクにすらなってなかったと思われる。
そう考えると、JOES NO FLAT グッジョブ!サンキューJOES NO FLAT !君のお陰で、開店時間に間に合ったよ。感謝!!
Stan's DART TOOL
かくして、わずか数ミリの穴すらふさがないシーラントを使っているお陰で、以前買ったStans DART TOOLという商品を使う機会が訪れた。
しかも、店で使えるという安心感。最高のシチュエーションである。
この先についている黒い物体が、穴にとどまることによってシーラントと反応し固まり穴を塞ぐ。という理屈の商品らしい。
もちろんStans NOTUBESのシーラントが推奨であるが、こんな機会は滅多に訪れないし私の自転車なので何の躊躇いもなく決行。
使用方法
先がテーパーになっているため、簡単に入ると思いきやまったく入らない。
エイや!と力を入れてぐりぐり押し込んでみると
そしてこの後、矢じりごと折れて取れました。
じつはこのツール、すばらしいことに矢じりがもう1つ付いていて再チャレンジが可能なんです。
次こそは、とやってみると
マジか!!
今度は矢じりだけタイヤの中に入って、肝心の黒いやつは外に。
一体どうなったらこうなるん?
もともと入っている先端の矢じりは、テスターか?ライト買ったら付いているテスター電池みたいなもので、本来の用途を満たすためには別売りの先端を買う必要があるのか?
それともMAXXISのタイヤには使えないのか?
レビューサイトを見ていると皆さん概ね高評価を付けておられるようですが、私のやり方が雑だったのでしょうかね?
評価
2mmも満たない穴すらまともに塞がないシーラントのこともあいまって、DART TOOLの評価は
☆☆☆☆☆ 0点
2回しか使わずに0点を点けるのもアンフェアなので、自腹で換えの先端を使って再度試してみます。
乞うご期待。